タコ嫁です。
前記事に引き続き、ホテル松本楼さんの宿泊記です。
贅沢なお部屋に感動したあと、また豪華な夕食に舌鼓・・・。
2種類の温泉が楽しめる大浴場も魅力です。
(2023.12)
お食事会場は3つ
松本楼さんのHPによると、お食事会場は3つあるそうです。
・仕切りがないダイニングレストラン「四季料理 尾上」
・小さなお子様がいらっしゃるご家族用の「千歳」※お席ごとにプレイルーム付き
・個室タイプの食事処「春秋花鳥」
予約時には選択出来なかったのですが、今回は個室タイプのお食事処で夕食をいただきました。
夕食時間はチェックイン時に選べます。
確か、17:45 or 19:30だったと記憶しています・・・。
私たちは早めにチェックインをしたので時間の選択が可能でしたが、もしかすると先着順かもしれないので
滞在スケジュールを決めている方はご注意下さい。
群馬県の食材を使用した山里会席料理
名前とお部屋番号を伝えると、2人には充分な広さの個室へ案内されます。
静かで落ち着いた雰囲気の個室です。
人数分の膝掛けも用意されていました。
では、地元食材を堪能出来るフルコースメニューを、ここからお品書き通りにご紹介していきます。
【食前ジュース】【前菜】
ほぼお品書きの写真なのはお許し下さい。
左手にあるのが、食前酒ならぬ食前ジュースの「ゆずハニー」です。
その名の通り、柚とハチミツなのですが甘すぎることなくスッキリとした味わいでした。
テリーヌドロッシーニ / ムール貝アボカドソース / 鰊(ニシン)の一口握り
里芋胡桃味噌 / 蓮根・人参・白菜・水菜のお浸し / 合鴨ロースト
ムール貝なんて普段食べる機会もないし・・・と初挑戦、美味しかったです。
どれも美味しく、一瞬で食べ終わりました。
【吸い物】【冷菜】
彩り鮮やかで見た目も素敵です。
赤城鶏団子と茸・葱の鶏スープ仕立て
鶏団子は肉汁たっぷり、他のお野菜もスープが染みこんでいて、あたたまる味でした。
シルクサーモン・鮪・カンパチ・自家製刺身こんにゃく
(土佐風醤油・自家製レモンドレッシング・梅だれ)
お刺身はどれもプリプリしていて美味しかったです。
刺身こんにゃくは、普通のこんにゃくとは違いトロッととろけてしまうような食感でした。
つけダレは3種類あるので、それぞれ違った風味を楽しめます。
【焼物】【温物】【揚物】
お腹に溜まるものですね、どれもめちゃくちゃ美味しかったです。
いずみ鯛 ボルチーニクリームソース(キャベツ・白菜・バルサミコソース)
酸味のあるバルサミコソースとも合って、美味しかった~!
真鱈かぶら蒸し ・銀餡掛け(蕪 / 菊花 / 三つ葉 / 柚子)
こちらのお魚は鱈です。
かぶら蒸しって何だろうと調べたら、かぶら=蕪(かぶ)の方言だそうです。
すりつぶした蕪を蒸し、餡ソースやお汁をかけていただく料理です。
柚の香りがふわっと広がり、良いアクセントになっていました。
舞茸・海老真丈と獅子唐の天麩羅(カレー塩)
天麩羅がアツアツさくさくでめちゃめちゃ美味しかったです!
お品書きには「カレー塩」とありましたが、岩塩でした。
揚げ物まで多くのラインナップでしたが、ぺろりといただける位、量も丁度良かったです。
【強肴】【食事】
美味しいお食事もラストスパートです。悲
なんだかとても立派な器で登場したのが・・・
上州豚の煮込み / 赤味噌ソース・地野菜添え
ここまで和懐石といった感じのお料理でしたが、こちらは洋風の味付けでした。
上州豚はもちろん群馬県の名産品、あまり噛まなくてもほろほろととろける柔らかいお肉でした。
赤味噌はバルサミコソース的な風味に似ている気がします。
群馬県産コシヒカリ / 赤出汁
写真のご飯は「デラックス盛り」です。(笑)
スタッフの方にご飯の量を聞かれるので、自分好みの量に調整可能です。
配膳担当の方がとてもノリの良い方で、「デラックス盛りです~!」と言って持ってきていただきました。
(大魔王が注文した通りです)
私:(恥ずかしい・・・)
赤出汁のお味噌汁は何度かいただいておりますが、見た目ほど濃くはなくさっぱり美味しくいただけます。
個人的には、具材に芋がらが入っていたのが嬉しかったです。
実家のおばあちゃんを思い出す、懐かしさ溢れる味噌汁の具でした♪
【デザート】
ケーキ / 季節のシャーベット / キウイ / リンゴ
ケーキはチョコレートケーキ、シャーベットはリンゴだったような気がします。
甘いチョコケーキ×さっぱりとしたリンゴシャーベットの相性が抜群でした。
やっぱり甘い物は別腹ですね。
温かいお茶「桑の葉茶」です。
緑茶や麦茶とは全く異なる味・・・初めての独特の風味でしたが美味しかった。
お腹いっぱいごちそうさん!
夕食総括
彩りも味も良し、かなり充実感ある会席コースでした!
1品1品持ってきていただくスピードも丁度良かったように感じます。
お食事時間は、1時間半くらいでした。
私には丁度良い量でしたが、大魔王には少し物足りなかったようです。
口コミにもありましたが、人によっては夕食の量が少なかったと感じる人もいるようです。
別料金で追加料理の注文も可能なので美味しいお料理を更に楽しみたい方は、是非検討されると良いかもしれません。
ではお部屋に戻って少し休憩です!
松本楼の大浴場「2つの温泉が楽しめます」
松本楼さんでは、伊香保温泉で古くから親しまれる「黄金(こがね)の湯」と、
近年になって発見された新しい「白銀(しろがね)の湯」、2種類の温泉を楽しむことが出来ます。
館内の大浴場は2ヶ所、2階と8階にあります。
時間による男女入れ替え制です。
今回も、脱衣所・浴場共に写真は撮っていませんので公式HPの素晴らしい写真でお楽しみ下さい。
ここでは、温泉の感想だけレポします。
まず脱衣所ですが、とても綺麗です。
貴重品を預けるロッカーも完備されていました。
使い捨ての櫛と綿棒がアメニティとして置いてありました。
大浴場ですが、2階と8階共にどちらも2つの温泉を楽しむことが出来ます。
今回、客室温泉が「白銀の湯」でしたので大浴場では「黄金の湯」を堪能しようと意気込んでいました(笑)
白銀の湯が無色透明のお湯なのに対し、黄金の湯はTHE☆温泉という感じ。(分かりづらい)
主成分の鉄が酸化し茶褐色の色をしているのですが、少し浸かっただけで体の芯からポカポカになるんです!
温度も丁度良く、このポカポカ効果が気に入りいつもより長湯してしまいました(笑)
女性は丁度夜の時間が8階の吉祥の湯でしたので、寒空の中浸かる露天風呂の黄金の湯が最高でした。
黄金の湯は、体の芯から温め血行の促進を促す効能があるため、女性に優しい「子宝の湯」とも呼ばれているそうです。
黄金の湯ばかり絶賛してしまいましたが、もちろん白銀の湯も最高です。
こちらは刺激が少ないので、小さいお子さんやご高齢の方に向いているそうです。
いや~・・・宿泊記を書いている今でももう一度入りたいくらい余韻が残っています・・・。
次記事は、朝食&総括編です!
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